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桧木内の紙風船上げ 2018年2月10日

山間の小さな集落の大きな大きなお祭りです。

100年続く伝統行事「上桧木内の紙風船上げ」へ行ってきました。

毎年、2月10日に行われる行事であり今年は土曜日に当たり大勢のお客様で賑わいました。

あいにくのみぞれの中、紙風船上げが始まりました。

地元の小学生らの作った紙風船から打ち上げ準備に取り掛かられました。

灯が灯されると紙風船に命が宿るかのようにもみえます。

いよいよ打ち上げです。

打ち上げ!

ゆらゆらと浮き上がります。

みぞれは、雨に。撮影するレンズに水滴。

雨に濡れた紙風船は、不安定ながらもゆっくりと上昇して行きます。

冬空に向かって上がっていく紙風船。

作り手や地域住民のおもいの込められた紙風船は、大勢の観衆の期待に応えようと魂を持ったかのように空にゆっくりと舞い上がっていきます。

おもわずガンバレーと応援してしまいそうになります。

製作した地元の小学生の名前が手書きで書かれています。

灯りが灯され、いよいよ浮上。

上がれー!

上がった!上がった!

雨は、弱まりません。むしろつよくなったかなぁ。

雨に濡れたレンズ。

 

フレアやゴーストが現れています。

 

降り続く雨、紙が濡れながらも紙風船は打ち上げられていきます。

雨の為に18時の紙風船一斉打ち上げは、随時打ち上げに切り換わりました。

浮上したばかりに紙風船は、一旦バランスを崩し、そして持ちこたえるように正常な状態になりゆっくりと上昇していきます。

濡れた紙風船は、重みのせいなのか不安定な浮き方です。大丈夫か?この体制から持ちこたえて浮き上がってくれー。

見上げると雨。

レンズにも雨。顔にも雨。

ささやかな打ち上げ花火との共演です。

雨で濡れた紙風船に灯が灯され打ち上げ。

濡れた重みでバランスを崩しながらも浮き上がりそして・・・

濡れた紙風船。

浮上できずに湯煙を上げています。

季節はずれの雨にあたり困難な紙風船上げのようでした。

こんな天候でしたが浮き上がる紙風船を見せて頂き上桧木内の皆様関係者の皆様ありがとうございます。

来年もまた、訪れたいとおもいます。

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